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2013年11月

2013年11月25日 (月)

故郷の響き〜相馬野馬追太鼓〜

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11月16日夜、東日本大震災復興支援チャリティーイベントと銘打った「相馬野馬追太鼓公演」が、長井市内のタスパークホテルさんが主催し、同ホテルの大ホールで盛大に開催されました。
「相馬野馬追太鼓公演」は、昨年、当農場が山形県置賜総合支庁の避難者交流推進事業の受託事業として、南相馬市のご協力をいただき、被災地の写真展を併催するなどして多くの市民に関心・感動を与えました。

P1020353_2終演後、多くの観客から「ぜひ、来年も」とのお声をいただいていましたが、課題も多く、今年度の継続開催は困難と苦慮していたとき、タスパークホテルさんがチャリティーイベントとして開催して下さるとのことで協賛要請のお話をいただきました。
当農場が設置した「避難者交流農園・福幸ファーム」の農作業リーダーの一人でもある避難者の遠藤浩司さんが、南相馬市出身で「相馬野馬追太鼓演奏会」のリーダーのお一人(正確には副団長)でもあり、今年も長井市の皆様にご恩返しができると頑張っていましたので、喜んで協賛団体となり取り組んできました。


P1020362_r600会場は、お弁当に、芋煮とお蕎麦で飲み放題のサービスもあってか満席。熱演に会場から惜しみない声援が飛び交う演奏会となり大成功でした。

開演前のあいさつに立った遠藤さんは、昨年の公演への御礼と日ごろの避難者支援への謝辞に加え、被災地も避難者も苦闘の日々がつづいているが、時間の経過とともに震災のことや避難者の置かれている状況などへの関心が薄れて、復興支援の空洞化を心配している、引き続きご理解とご支援をお願いしたい。と述べられたのに対し、会場から「がんばれよー」との激励コールが上がっていました。
また、ゲスト出演をされた長井市の民謡歌手井上千春さん(民謡日本一のタイトル保持者)にも大きな拍手を送られていました
なお、終演後、レインボープラン市民農場から太鼓出演者の皆様に花束を贈呈しました。

この「相馬野馬追太鼓」の演奏が私たちの胸を打つのは、故郷の再興に願いをかけ演奏する彼らの姿が、誰もが持つ郷土愛や郷愁に訴えかけるからだと思います。その思いがこそが全世界共通の感情であるなら、郷土愛こそがグローバルに活躍する人間が持つべき資質にちがいありません。他国の言葉が操れ、他国に経済活動の場を求めることのみがグローバリストとしての条件ではないはずです。

太鼓の響きは鼓響=故郷の響き。その響きに魂が揺さぶられ、会場に詰めかけた多くの方々の思いが一つになったひとときでした。

相馬野馬追太鼓のみなさん、会場にお集りいただいたみなさん、またこれを企画していただきましたタスパークホテルさん、本当にありがとうございました!


2013年11月13日 (水)

「ほかでは聞けない放射能のはなし」参加者募集 !!

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このたび当農場が取り組む「“絆”循環プロジェクト」の一環として、福島県の「NPO法人いわき放射能市民測定室Tarachine」http://www.iwakisokuteishitu.com/代表織田好孝氏を招き、被災地での放射能測定の現場から見えてくる放射能被害の現状を講演していただくこととなりました。

巷では聞けない話を詳細なデータを基に語って下さいます。

「NPO法人いわき放射能市民測定室Tarachine」の取り組みは「TIME」にとりあげられ、「メメントモリ」「東京漂流」等で知られる写真家で作家の藤原新也氏が支持するなど国内外が注目する活動となっております。

また、低線量被爆の危険性についての映像も上映します。放射能災害の今を知りたい方、震災で避難中の方、避難者支援の方、講演内容に関心のある方、是非ご参加ください。

参加費は無料です。

場 所 :長井市生涯学習プラザ2階大研修室
日 時 :平成25年11月23日(土) 13時〜16時
申込み締め切り:11月20日(水)当日観覧も可能です
申し込み・問い合わせ: 090−1935−1609(遠藤)

2013年11月11日 (月)

山形のソウルフード「芋煮」参上!inいわきパークフェス2013

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今年も「いわきパークフェス」に参加してきました! 昨年は東日本大震災及び原発事故からの復興を祈願し、長井市伝統の獅子舞「黒獅子」をともなってブロッコリー、里芋などを販売させていただきましたが、今年は生鮮野菜(大根、ブロッコリー、里芋)加えて山形の郷土料理「芋煮」を販売させていただきました。

Photo_3販売された野菜もそうですが、この芋煮に使われた里芋、ネギは福島からの避難者が活動する当農場の「福幸ファーム」で生産されたもの。また肉は長井市伊佐沢地区で育てられた米沢牛で、当農場でボランティアとして活動する方々の手で山形県置賜地方に伝わる本物の味に仕上げていただきました。

いわき市でも秋になると芋煮会が盛んに行われるそうですが、作られるのは味噌ベースで芋はジャガイモ、肉は豚肉=豚汁だそうで、醤油ベースで芋は里芋、肉は牛肉と何もかも違う山形のソウルフードがどれほどいわきの方々に受け入れられるか少し不安でした。

小雨模様で突風が吹き荒れ、テントを立てる許可も下りないということもあり、当初調理をあきらめかけた場面もありましたが、折角来たのだからとコンパネで風よけ等を作りながら調理を始めると、醤油ベースのいいにおいにつられてお客さんが集まり始めました。

「この前県民ショーでやっていた。」
「米沢牛なら食べたい。」
「里芋? 上手いの?」
などなどいろいろな言葉を交わしながら芋煮の完成を待ち、販売が開始するやいなや
「美味しー!」
「温まるー!」
「里芋とろとろ!」
など口々に嬉しい声が上がり、あっという間に80食が完売、おまけに運んで来た野菜も全て売り切れてしまいました。

福島から長井市に避難して来た方々が避難当時、口を揃えて言ったのはこの芋煮の美味しさのことです。
「里芋がこんなに美味しいものだとは知らなかった。」とのことでした。

Photo_4思えばいわき市は福島県の中でも浜通りと呼ばれる地方で、地魚が大変美味しい所だと聞いています。残念なことに原発事故の影響で現在は漁に出れず、多くの魚は県外から運んで来ているそうです。芋煮をみなさんに喜んで食べていただけた嬉しさの反面、郷土料理もまた大切に守っていかなければならないものであると感じました。

そんなことを感じながら、いわき市の方々とひととき触れ合えたこと大変嬉しく思っております。

いわきのみなさん、今度は是非長井でお会いしましょう。

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