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2013年2月 6日 (水)

酒は愁いを掃う玉箒〜純米吟醸酒「甦る」試飲会

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深海に生きる魚族のように
自らが燃えなければ
何処にも光はない
      by 明石海人

2/2(土)当農場主催の「福幸ファーム×鈴木酒造店長井蔵『甦る』プレミアム試飲会」が地元長井市の宴会場(株)中央会館にて行われました。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.414435631972306.100876.272308646185006&type=1

当日長井市内では雪回廊まつりが行われ、当農場でも交流事業の一環として昼間は中央会館前にて福島から避難して来た親子さんや長井市民の協力を得て雪灯篭を作りを行い、試飲会は18:00からの開催となりました。

昨年3月よりスタートした「“絆”循環プロジェクト」発案のきっかけとなったのがこの酒造りの企画。それを起点として避難者の交流ステージとしての農場「福幸ファーム」と数々の交流事業が生み出されたことを考えるとまさにこれまでの活動はこの試飲会のためにあったといっても過言ではありません。

播種作業から田植え、稲刈りなど、酒米作りの段階をも福島県からの避難者が行い、同県浪江町から避難し長井市で酒造りを行う鈴木酒造さんの手により純米吟醸酒へと生まれ変わった「甦る。」
どんな味がするのか?
試飲した皆さんがどんな感想を口にするのか?皆この日が来るのを心待ちにしていました。

試飲会は70名以上の参加者と多くのマスコミの方々が見守る中、当農場の竹田理事長の挨拶にはじまり、内谷重治長井市長、レインボープラン推進協議会齋藤真知子会長からお言葉を頂き、鏡開きの後、江口忠博市議の乾杯の発声でスタートしました。

乾杯の発生後、升にふるまわれた「甦る」を口にした会場からは
「すっきりしていて飲みやすい!」
「香りが高くて、爽やか!!」
「フルーティーで飲み過ぎちゃう!!!」
などなど、とても嬉しくなる感想があちらこちらから聞こえてきて感無量。

鈴木酒造の専務である鈴木大介さんから「甦る」に込めた想いや浪江町から長井に移つるまでの経緯、それまで知らなかった土地で酒造りをする心境が語られるとみな静かに聞き入り、そして最後には激励の声が上がりました。

当農場が避難者交流推進事業としてこの1年取り組んだ「“絆”循環プロジェクト」は当初から避難者が主体となって取り組むという“特異”な活動ではありましたが、それに応え協力していただいた避難者の方々、長井市の皆さん、そして福島県内で私たちとつながっていただいた皆さん、この場を借りて改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

「甦る」の発売日は私たち東北人にとって運命の日である3月11日です。
このお酒が風化し日々薄れて行く震災の記憶に歯止めをかけ、現在もなお深刻且つ複雑化する原発被害の現状を見つめ直すきっかけとなることを願っています。


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今日は、村田孝さん。僕はFacebookを止めました。正確には辞める予定はなかったのですが、一度ログアウトして、また入ろうとしたらパスワード違いますばかりで、何だか面倒なので辞めました。これからの連絡は、このメールアドレス、携帯電話もしくはハガキなどでお願いします。よろしくどうぞ。

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